BBF COLUMN

2022-09-11 00:00:00

【Vol.02】ボーンブロスの歴史

ボーンブロスという名前をよく見かけるようになったのはここ数年で、ニューヨークにある『brodo』がブームの火付け役になったといわれ、今ではおしゃれなニューヨーカーやセレブの間で大人気!

しかーし!
骨髄を食す文化は、実は古くから世界各国にあったのです。

食料確保が厳しかった40~20万年のの狩猟時代に、骨と皮で骨髄を長期保存し非常食にしていたと、イスラエルのケセム洞窟を研究するチームが発表していたり、日本でも、肉や内臓はもちろん、血液や骨髄まできれいに食していた文献がいくつも残っていて、昔から骨髄が人類の健康を支えていたことがよくわかります。

その骨のスープは、沖縄の『骨汁』や『山羊汁』、韓国では『参鶏湯』や『コリコムタン』、フランスの『ポトフ』など、挙げたらきりがないほど世界各国に郷土料理として根付き、継承され続けています。

こうやって歴史を見れば、ボーンブロスは昔から縁の下の力持ちとして人類の健康を支えてくれていたのですね。
うーん・・・
奥が深い!。