BBF COLUMN

2022-09-11 00:00:00

【Vol.01】ボーンブロスって知ってる?

ボーンブロスの事を一人でも多くの方へ知ってもらいたいなーと、少し掘り下げてご紹介していきたいと思います(^^)

~ボーンブロスって知ってる?~

ボーンブロスとは、その名の通り”ボーン(Bone)”→骨、”ブロス(Broth)”→出汁で、簡単に言えば『骨のスープ』の事です。
でも、スーパーなどに売ってるチキンブイヨンやガラスープとはちょっと違うんです。

骨の中の『髄(骨髄)』には、造血幹細胞という血液をつくる"種"のような組織があって、人間の健康と美容に必要な栄養がたーっぷりと含まれています。

その骨の栄養を時間をかけてスカスカになるくらいまで余すところなく抽出するため、使う骨はホルモン剤や抗生物質も投与していない、出来る限り自然の、または自然に近い育て方をした健康な牛・豚・鶏等でなければならないのです。

この厳選された骨を手間暇かけて調理したボーンブロスは、実は古代から世界各国で愛飲されてきた歴史の長いスープなのです。

2022-09-11 00:00:00

【Vol.02】ボーンブロスの歴史

ボーンブロスという名前をよく見かけるようになったのはここ数年で、ニューヨークにある『brodo』がブームの火付け役になったといわれ、今ではおしゃれなニューヨーカーやセレブの間で大人気!

しかーし!
骨髄を食す文化は、実は古くから世界各国にあったのです。

食料確保が厳しかった40~20万年のの狩猟時代に、骨と皮で骨髄を長期保存し非常食にしていたと、イスラエルのケセム洞窟を研究するチームが発表していたり、日本でも、肉や内臓はもちろん、血液や骨髄まできれいに食していた文献がいくつも残っていて、昔から骨髄が人類の健康を支えていたことがよくわかります。

その骨のスープは、沖縄の『骨汁』や『山羊汁』、韓国では『参鶏湯』や『コリコムタン』、フランスの『ポトフ』など、挙げたらきりがないほど世界各国に郷土料理として根付き、継承され続けています。

こうやって歴史を見れば、ボーンブロスは昔から縁の下の力持ちとして人類の健康を支えてくれていたのですね。
うーん・・・
奥が深い!。

2022-09-11 00:00:00

【Vol.03】ボーンブロスのここに注目!『タンパク質』~前編~

いろんな栄養が詰まったボーンブロスですが、今回は『ボーンブロスのここに注目!』ということで、注目すべき栄養素『タンパク質』について、触れてみたいと思います。

ちなみに、『タンパク質』って知ってますか?👀

人間の体の50~70%は水分ですが、その次に多いのが『タンパク質』で15%~20%を占めています。
つまり、体から水分を抜いた残りの約半分がタンパク質ということです。

でも、体のどの部分がタンパク質でできてるの?

タンパク質が筋肉や骨、臓器、皮膚や髪を作っているというのはよく聞きますが、それだけでなく、細胞やホルモン、酵素、抗体の材料になったり、体内で様々な大切な働きをする重要な栄養素の一つでもあるんです。

一般的に『タンパク質』が豊富な食材といって思い浮かぶのは肉や魚、卵や乳製品、豆製品だと思います。
これらを食べると、まず胃の胃酸やペプシン(タンパク質分解酵素)で細かくされ、十二指腸や空腸でさらに小さいペプチドまで分解されて、回腸に到着するころには最も小さいアミノ酸にまで分解されて初めて体内に吸収されます・・・
まぁ、簡単に言うと、どんどん小さくされて体の中に入っていくイメージです。

しかし!これはあくまでも心も体も健康な人の体の働きです。

加齢や病中・病後はもちろん、若くても様々なストレスに晒されると、気づかないうちに体内の消化・吸収機能は低下してしまいます。
また、タンパク質不足になると胃腸が弱くなりやすく、胃腸が弱くなっているとタンパク質の吸収が悪くなります。
タンパク質の吸収が悪いので、胃腸だけでなく筋力が衰えていったり、骨が脆くなったり、新しい皮膚や髪の毛が作られにくくなり、老化にもつながります。
なので、胃腸に負担をかけることなく、しっかりタンパク質を摂る方法の一つとして、古来から親しまれてきた『骨のスープ』であるボーンブロスは最適な方法なのです。
その理由とは?

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